中距離走は最強の護身術である。次点で長距離走。短距離走は市街地なら有効かもしれない。さすがに、200m走ってばててしまうと追跡者にやられる可能性がある。
なお、中距離走の定義は800mから3000mの距離の競走である。
(正直3000も要らない)
長距離走の走法は少し悠長すぎる。短距離走の走法は逃げ切るには少々心もとない。中距離走なら完璧だ。街で喧嘩を打ってくるような奴は基本鍛錬も何もしていない運動不足のチンピラなので、体力勝ちできる。
なぜ中距離走は最強か
街で突発的に喧嘩に遭遇したとして、あなたが勝ったとする。逮捕されるのかされないのかは分からないが、間違いなく事情聴取はされる。場合によっては逮捕される。
上記の話はあなたが勝った場合である。
負けたら? 最悪死ぬ。死にはしないにしても、ボコボコにされる。病院に行かねばならない。勝っても負けても得しないのだ。
その点、逃げれば万事解決する。逮捕もされない。病院に行く必要もない。
まとめ 助けることはできなくとも
中距離走をいくら極めても、街中で襲われている姫君を助けることはできない。それは、仕方ない。なぜなら「護身術」が想定している「護身」は自分の身であって、他人ではないからだ。一休さんのトンチみたいだが。